日本での『赤毛のアン』人気が強いのは変わりませんが、カナダでアンブームがおきています。
モンゴメリの孫であるKate MacDonald Butlerが製作に携わった"Lucy Maud Montgomery's Anne of Green Gables"が1ヵ月後の2月15日にYTV(北米の子供向けチャンネル)で放映されます。マシュウ役があのMartin Sheen。いまだにWest Wingでの大統領役のイメージが強いのですが、どうなるでしょう。放映日の2月15日はプリンスエドワード島州の祝日、Islander Dayです。家族で楽しめそうですね。
それから、先日CBC(NHKに相当するカナダの放送局)で新しい『赤毛のアン』のテレビドラマの制作発表がありました。2017年に計8回の放送が予定されています。なんと30年前のミーガン・フォローズ主演の映画でジョーシー・パイを演じた方が製作に名を連ねています。
そこで昔のパンフレットを引っ張り出してみました。振り返れば、この映画を見てプリンスエドワード島への憧れがぐっと増したのでした。マシュウを演じたRichard Farnsworthとマリラ役のColleen Dewhurstがすでに亡くなっていて、時の流れを感じます。ギルバート役のJonathan Crombieが昨年脳溢血で突然亡くなられた時はとても驚きました。実生活でも周囲の方に愛されたすばらしい方だったようです。
さて、昨日の
島の新聞では、2014年に『花子とアン』のドラマの影響でいかに日本人観光客が増えたかということも報じられていました。映画やテレビの影響のはこの仕事を通じて実感しています。このテレビ映画を機により多くの人に島に来てもらいたいと願ってます。まずは日本でも公開されるように願うばかりです。
(新聞のリンクは閲覧回数制限があります。)