奇遇ながら、モンゴメリゆかりの宿泊施設が今年2件オープンする予定です。
1つは昨年のオークションで話題になった、旧Montgomery Heritage Museum。モンゴメリの父方の祖父が住んでいた家です。連邦政府の上院議員を務め、カナダの初代首相マクドナルドとも昵懇だったとか。家財道具などは昨年オークションにかけられましたが、モンゴメリ家の一族が跡を継いでInnに
改装中です。輝く湖水とグリーンゲイブルズ博物館のすぐ近くで今年の夏にオープン予定。朝や夕方に輝く湖水のほとりを散策できるのはすばらしいですね。名前は
Montgomery Inn at Ingleside 。アンが結婚して「夢の家」の次に住んだ「Ingleside = 炉辺荘」から名前をとってます。HPに
レイアウトがありますが、モンゴメリも眠った部屋はもちろん、輝く湖水が見えるお部屋もあるそうです。

(博物館のときに公開されていたモンゴメリが眠った部屋)
そしてもう1つはモンゴメリが最後に学校を教えていたときに下宿していた旧Leard家です。下宿している間に、モンゴメリは農家の息子であるHerman Leardと運命的な恋に落ちます。今までは私有地だったのでアクセスできませんでしたが、新しいオーナーは
The Leard House としてカフェ、ギフトショップに改装中。泊まることもできるようです。近くにはモンゴメリが教えていた
Lower Bedeque Schoolhouse があり、早くて5月末か6月にはオープンする予定とのことです。
昨日の新聞(*) には改装中に不思議な現象が度々起こるということが書いてありましたが、どうなのでしょう…
どちらもCharlottetownからは車で1時間ほど。レンタカーが無いと不便ですが、一般的なツアーでは味わえない滞在ができそうです。町からは離れていて夜は暗いので、星空もきれいでしょうね。
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追記 残念ながら2017年7月にクローズしました。