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プリンスエドワード島の四季

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モンゴメリの日記 完全版

新年の目標は「本を読むこと」です。

昨年のクリスマス、私のパートナーからのプレゼントの1つがモンゴメリの日記(1889-1990年)完全版でした。1985年に出版された日記はかなりの箇所が削られていましたが、この2012年に出版された方は完全版です。日記と一緒に保管されていた、彼女自身が撮影した写真もたくさん入っています。
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(左が2012年の完全版、右が1985年に発行された日記)

彼がこの本を私にプレゼントしてくれたのは、私がモンゴメリのファンということもありますが、この完全版の方には彼の先祖のことが書かれている箇所があるからなのです。モンゴメリが最初に学校の先生として赴任したのは島の西部にあるBidefordという小さい村です。モンゴメリが到着した時はまだ下宿先が決まっていなかったので、最初の1週間だけ私のパートナーの母方の先祖の家に滞在したそうです。そういう理由もあって完全版には彼の曾おじいさんのことが書かれてあるのです。ただモンゴメリは結構辛辣ですし、基本的に彼女の日記なので遠慮が無く、彼の曾おじいさんのことも「ものすごく退屈」などと書いてありました。ロマンスには発展しなかったようです。

後にモンゴメリが下宿した牧師館の方は、Bideford Parsonage Museumとして一般公開されています。

ところで、モンゴメリは後に出版されることを考慮しながら、14歳からつけていた日記を全て書き直したそうです。それでも日記には脈絡もなくいろいろな人が出てくるので、「この人はどこの誰???」と思う箇所が非常に多いです。本文と注釈をいったりきたりで、普通の小説のようにはスムーズに読めません。モンゴメリに関しては様々な本が出版されていますが、モンゴメリに関して深く知りたい人にはこれに勝る本は無いと思います。モンゴメリの生家で勤務している人が、お客さんが来ないときに何度も何度もこの日記を読んでいたのを思い出しました。

今は絶版になっていると思うのですが、1985年に出版された方の日本語訳も出版されました。日本語版はかなり編集してあるので読みやすかったです。NETでは中古本が簡単に入手できるようなので、興味のある方は是非…

by abegweit | 2017-01-18 22:00 | Anne and Montgomery | Comments(0)