2月26日の
TBSの世界遺産の番組で、ノバスコシア州のジョギンズが特集されていたと知りました。事前に知っていたら、録画してもらったのに残念でした。
ジョギンズはノバスコシア州のファンディ湾に面した場所です。ファンディ湾は世界でも干満の差が激しい場所のひとつとして知られています。毎日何万トンもの海水が押し寄せては引き、断崖から化石を露出させています。露出しているだけではなく、化石はあちこちに転がっています。あのダーウィンも『種の起源』でジョギンズの化石に関して言及しているそうです。
私がジョギンズに行ったのは3年前の夏の終わりです。小雨が降っていてちょっと肌寒い日でした。シーズン中は干潮の時間に合わせてツアーが行われています。ツアーは3種類ありますが、私は一番短い30分のツアーに参加しました。
正直、地質学の英単語に弱く、ガイドさんが熱心に話してくれる話には???な箇所もありましたが、岩の間に露出している多くの化石やその辺に落ちている石ころにも化石らしきものが見え、いかに特別な場所かということは十分に分かりました。因みに石1つ持ち帰ることは許されておりません。
敷地内にある博物館はとても新しくてきれいです。ここで子供向けの本を買ったのですが、読まずに3年経ちました。
2008年、
ユネスコの世界遺産に指定されました。因みに、現在ノバスコシア州には3つの世界遺産があります。もう2箇所はルーネンバーグとグラン・プレです。
プリンスエドワード島のシャーロットタウンからは片道約2時間。ジョギンズは本土のノバスコシア州にありますが、島からはコンフェデレーション・ブリッジを使って日帰りでも行けます。ノバスコシア州のHalifaxからは片道2時間半~3時間弱ぐらいです。干満によっては、歩けない時間帯(特に満潮時の1時間前後)もあるので
HPで要確認です。できる限り干潮時に行った方が歩きやすいと思います。