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プリンスエドワード島の四季

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ポテトチップス

今日2月5日は春節/旧正月です。こちらではChinese New Yearと呼ばれていて、スーパーでは中華料理に必要な野菜や食材のセールをしています。

さて、プリンスエドワード島はじゃがいもの島としても有名です。カナダのじゃがいもの全生産量の3分の1をこの小さな島で産出しています。その内の30%は小売店、スーパー、レストランなどに卸され、10%が種芋用として世界20カ国へ輸出、そして60%がフライドポテトを主とした冷凍食品やポテトチップスなどの加工用となります。
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ところが、昨年度のじゃがいもの生産量は前年と比べて8%少なかったそうです。春が遅くて植え付けが遅れ、夏は雨量が足りず、しかも秋は例年よりもずっと早く霜が降りてしまって十分な大きさになる前に収穫をしたり、収穫が間に合わずに霜で駄目になったりしたことがその理由です。プリンスエドワード島のフライドポテト工場は、島外からじゃがいもを大量に調達しなければならなくなり、大きなニュースになっています。通常は島の契約農家のじゃがいもを使っていますが、すべてのじゃがいもを島ではまかなうことはできないようで州外から調達はしているそうです。今回に関しては近隣州だけではなくアメリカのアイダホ州などからも輸入したためかなりの輸送コストがかかり、苦渋の策だったようです。北米のレストランや家庭ではフライドポテトが欠かせないですものね…

下の写真はプリンスエドワード島のじゃがいものポテトチップスです。"Spud"はじゃがいものことで、島ではよく目にする単語です。"Spud Island"はまさに「じゃがいもの島」ということです。
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今のこの厳しい寒さも害虫駆除の役割を果たすので、じゃがいも産業には好条件なのです。そう思えば、この寒さも仕方がないことなのかもしれません。


by abegweit | 2019-02-05 21:37 | Food and Drink | Comments(0)