雨空が続くプリンスエドワード島です。車のタイヤも赤土で真っ赤です。今週はずっとこんな感じのお天気が続き、日中の気温は5-8℃ぐらいとの予報です。とくに朝晩はまだまだ冷えますので、ゴールデンウィークに島にいらっしゃる方は暖かい上着をお持ちくださいね。とけた雪や雨の影響で足元が悪いところがたくさんあるので、防水の歩きやすい靴も必要です。服についた赤土は落ちにくいので、薄い色より濃い色の服をお勧めします。
さて、今回ニューヨークへ行った一番の目的は、ブロードウェイの「ハリー・ポッターと呪いの子」の舞台を観ることでした。私のパートナーが「ハリー・ポッター」シリーズの大・大・大ファンなのです。私もアン・シリーズの大ファンでプリンスエドワード島に移住したので、彼の気持ちはとてもよく理解できます


この舞台は前半と後半に分かれた2部構成なので、水曜日の午後に前半、金曜日の夜に後半を観ました。1日で前半・後半を続けて観ることもできますが、彼は前半の余裕に浸ってから後半に臨みたかったそうで、このスケジュールとなりました。
とても人気のある舞台でチケット入手も大変でした。1年前に舞台のチケットを確保してから飛行機とホテルを手配したら、たまたまイースターの週になりました。私は初期の映画をちらっと見たことがあるだけだったので、全7巻を日本語で2回ずつしっかりと読み、英語の原作本は3巻まで読み(英語は4巻目の途中で挫折しました…)、映画も全部見て、舞台の脚本も3回読んで、準備万端で臨みました。前半が終了した後は"Keep the Secret (ネタばれ厳禁)"と書いてあるピンが配られました。ということで、私もここでは何も書きませんが、ファンでない私もとても楽しめた舞台でした。というよりは、これだけ原作をしっかり読んで、ブロードウェイでハリー・ポッター好きに囲まれて舞台を観たら、ファンになりました

『赤毛のアン』もそうですが、一見子供向けの小説のようでいて、実は様々なキャラクターの描写が緻密で、大人が読んでもとてもおもしろいと思います。
そして、気がつけば来週の4月30日からプリンスエドワード島でも"
Anne and Gilbert"が始まります。こちらは『赤毛のアン』の続編にあたる『アンの青春』と『アンの愛情』を基にしたミュージカルです。ロマンチックかつコミカルで、毎年楽しみにしているミュージカルです。『赤毛のアン』は6月下旬より上演です。『アンとギルバート』が上演される劇場はとても小さいので、観たい方は事前に要予約です。『赤毛のアン』の方は1000人収容できる大きな劇場なので満席になることはほとんど無いですが、いい席で観るためにはやはり事前の予約をお勧めします。