『アンという名の少女 Anne with an "E"』という『赤毛のアン』シリーズを基にしたドラマがカナダで放映されていますが、シーズン3で終了となってしまいました。もう少し続く予定だったはずですが、シーズン3終了と同時に今後の製作がキャンセルになってしまったようです。『赤毛のアン』を舞台にして、人種問題、LGBT、先住民族、いじめ、女性の自立など現代のテーマが積極的に脚色されており、ならず者たちにグリーンゲイブルズがのっとられる?ような緊迫した展開などもありました。暴力シーンや言い争いのシーンも多々有り、私の好きなアンの世界と離れてしまったことと視聴後にぐったりと疲れてしまうので、いつしか見なくなってしまいました。私のパートナーはドラマチックで現代のテーマも入っていて面白い試みだったのにと言ってました。ニュースやSNSのコメント欄にも「現代のテーマが取り込まれていておもしろかったのに」という意見が多く見られます。原作のアンの世界への思い入れが強過ぎて、私には受け入れられなかったのかなと思います。
キャンセルされたという
ニュースを聞いて最終回だけ視てみました。これまでは全体的に暗い印象だったのですが、最終回は画面も明るくストーリーも希望に満ちた展開できれいにまとめられていたと思います。カナダ国内でのみ視聴可能かもしれませんが、全エピソードは
CBCのオフィシャルサイトで公開されています。Netflixでは2020年1月から配信開始されます。
キャストは原作の雰囲気にあっていたし、プリンスエドワード島の景色も楽しめる(島でのロケは一部のみ)ので最初の頃は楽しみに視ていたのですが、製作キャンセルという結果に関しては残念だと思います…