土曜日の朝8時にオタワを出発して、日付が変わる直前にシャーロットタウンに戻ってきました。
これはオタワからプリンスエドワード島に入るまでのルートです。コンフェデレーションブリッジを渡って島に入るまでの時間と距離で、橋からシャーロットタウンまではさらに1時間(約60キロ)あります。

オタワ、トロント、モントリオール方面からプリンスエドワード島へ移動するには、基本的に2つのルートがあります。南
のルートの方が短いですが、アメリカのメイン州を横切るのでアメリカとカナダそれぞれの入国審査があり、しかも今は不要不急の用件でアメリカに入国することはできません。道路自体も北のカナダのハイウェイの方が片側2車線ずつでまっすぐ伸びているのでドライブしやすく、結局時間的には北のルートの方が早いのだそうです。
今回レンタカーした車です。普通のセダンを予約したのですがアップグレードしてくれました。車高が高くて運転しやすかったです。

オタワからケベックまではハイウェイの周囲の景色はあまりよくなかったのですが(あくまでもハイウェイから見ることのできる景色です)、ケベックを出てからとてもきれいな景色が広がってきました。秋は紅葉がとてもきれいだろうと思います。

そして心配していたケベック州とニューブランズウィック州間、そしてニューブランズウィック州とプリンスエドワード島州間の検問ですが、全く心配する必要はありませんでした。寒い中同じ質問を何度も繰り返して疲れているでしょうに、どちらの担当者もとても親切でフレンドリーでした。名前、住所、電話番号を聞かれて、あとは2週間の自主隔離に関して説明がありました。下の写真はケベック州からニューブランズウィック州に入る際の検問です。
もう1つの心配はお手洗いでした。ハイウェイを長距離移動する際はガソリンスタンドやどこにでもあるTim Hortons(カナダを代表するコーヒー/ドーナッツショップ)で休憩するのですが、現在Tim Hortonsはドライブスルーのみでイートインができません。ガソリンスタンドのお手洗いが使えないと厳しいと思ってましたが、ケベック州ではハイウェイのところどころにお手洗いだけの休憩所が有り、ニューブランズウィック州でもガソリンスタンドのお手洗いは規制無く使うことができました。ただ1ヵ所だけ、2週間以内に州外から来た人はお店の中に入らないでくださいというサインが貼ってありました。
朝オタワを出発した時は心の中で無理ではないかと思っていたので、予定通り同日にプリンスエドワード島に戻ってきたときは最高に嬉しかったです。家の中には彼の家族に頼んでおいた食料品などの買い物が既に届いており、彼のお母さんからはシーフードキャセロール、マフィン、アップルクリスプなどが届いてました。2週間の自主隔離で太らないように気をつけないといけません。

日曜日の午前中はぐっすりと眠り、午後はオタワから持ち帰ってきたものを徹底的に洗いました。私たちの自主隔離が終了するのはちょうどイースターの週末にあたります。