イースターの週末中にはプリンスエドワード島での新しい感染者は確認されませんでした。そして25名の感染者のうち23名が回復したそうです。プリンスエドワード島では感染の広がりを抑えることに成功していますが、他の州や他国の状況を考慮しつつ規制を緩めるのはもう少し先になるとのことです。我が家にも何回か電話がかかってきましたが、2週間の自主隔離をすべき人には保健省から確認の電話がかかってきます。この電話に出ない場合は保健省のスタッフが自宅まで確認に来るそうです。彼のお父さんがとても楽しみにしていた釣りの解禁も4月15日から6月1日に延期となりました。
昨日は島に戻ってきて初めて食料品と日用品の買い出しに行きました。1つのお店で済ませられればいいのですが、そういうわけにもいかず、5件のお店を回りました。入店人数が限られているので家族で連れ立って買い物に行かないように勧告が出ており、私も1人で行きました。
まずは
Atlantic Superstoreという大型スーパーです。雨が降っていたせいかあまり買い物客もいなくて、快適に買い物ができました。コロナウイルス前との大きな違いは、広いスペース以外のレーンが一方通行になっているので、他の人とすれ違う機会が少なくなっていたことです。野菜、たまご、乳製品、お肉、パスタ、ペーパー類も豊富にありましたが、やはり除菌シートや除菌スプレーなどが置いてある棚は空っぽでした。オンラインで注文する人が増えており、ピックアップ用の場所に車の行列ができていました。お店によっては車のトランクを開ければ、お店のスタッフがレシートと一緒に食料品を運び込んでくれるそうです。
次に
Bulk Barnという量り売りのお店に行きました。粉類、お菓子、製菓材料、スパイス、ドライフルーツ、お茶、お米などなど、日持ちする製品が量り売りで売られています。ほんのちょっとしか使わないようなスパイスを買うのに重宝しているお店です。いつもなら自分でビニール袋に好きなだけ入れることができますが、今はお店のスタッフに頼んで入れてもらいます。混んでいるときに行くと時間がかかると思いますが、オンラインで事前にオーダーすることもできます。
次に
Shoppers Drug Martというドラッグストアーでティッシュとトイレットペーパーを購入。ここも店内ががらがらに空いていて、問題なく買い物ができました。ティッシュとトイレットペーパーも豊富にあり、セール料金はは1人2個まで適用、それ以上は通常価格となっていました。
それから
アジアの食材店に行きましたが、お味噌と餃子の皮が売り切れてました。在宅時間が長いとぎょうざが作りたくなりますね。
最後に酒屋さんですが、入店人数の制限が非常に厳しいので、長い行列ができていました。ただ2メートルの距離をとって並ぶので、実際に待つ時間は予想よりも短かったです。ただし店内にやっと入ったと思ったら、10メートルぐらい離れているお店の人に欲しいものを告げて持ってきてもらう仕組みになってました。1回の買い物の上限は100ドルだそうです。オンラインでの事前オーダーはできないようで、ビールなど買うものが決まっている人はいいですが、ワインを選びたい場合はどうしようもなく面倒だと思います。本来レストランやバーで食べ物をテイクアウトする際にアルコールを買うことはできないのですが、現在アルコール類のテイクアウトも許可されています。
というわけで、大変だなと思ったのは酒屋さんだけで、他のお店は空いている時間に行けばストレス無くお買い物ができました。買ってきたものは全て洗ったり詰め替えたので、それが一番大変でした。
メープルの木には赤い芽が出始めていました。