国外から戻ってきたエッセンシャル・ワーカー(ライフラインなど必要不可欠な事業に従事している人々)1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、プリンスエドワード島での合計人数は26名になりました。ほとんどの人が回復しています。
休校が続いているプリンスエドワード島では子供用の自転車の売り上げが急増しているそうです。因みにビクトリア・パークなどでは公園内の遊具の使用が禁止されています。
3月17日から島の
デンタル・クリニックも一斉にクローズしていました。今週シャーロットタウンに2件の緊急用クリニックが設けられますが、抜糸など緊急に処置しなければならない患者さんのみに限られるようです。
プリンスエドワード島とノバスコシア州を結ぶ
フェリーは例年通り5月1日から運行開始することが発表されました。ただし通常よりも乗船客の人数を限定し、船内でも2メートルの対人距離確保は必須です。通常はフェリー乗船後は必ず車から出て上階のデッキで過ごさなければなりませんが、コロナウイルスが落ち着くまでは車内で待機することもできるそうです。乗船時間は75分で、船内のレストランやギフトショップはクローズされます。
ところで、冬の寒い期間は南に住んで春になったら戻ってくる人々のことを「Snowbird」と呼んでいます。
今週の火曜日にフロリダから車で島に入ってきた人が、コンフェデレーションブリッジを渡り終えた後のチェックポイントで追い返されたそうです。この人はプリンスエドワード島内に自宅を持っているそうですが、車のナンバープレート、免許証、そしてヘルスカード(保険証にあたります)全てがオンタリオ州発行のもので、プリンスエドワード島の住人と認めるには証拠不十分と判断されました。2年前にオンタリオ州からプリンスエドワード島州に引っ越した後でも諸々の変更手続きをせずにいたことが、今回は大きいミスとなってしまったようです。
ビクトリア・パークのボードウォークはオープンしていますが、この日はお天気も良くて2メートルの対人距離を確保するのは大変そうだったので、入り口の前で引き返しました。