20日は彼の誕生日でした。いつもなら春の日本滞在中に用意していたのですが、今年は日本どころかカナダでも買い物ができず、特に欲しいものも無いとのことで、プレゼントは持ち越しです。「地元のレストランを応援するためにも、レストランで夕食をテイクアウトしよう!」ということで、夕食は彼の好きなお店のテイクアウトでお祝いしました。カラマリ(イカのフライ)、プルドポークのタコス、アーティチョークとほうれん草のディップ、スモークサーモン・プレートとサラダ2種類です。テイクアウトとはいえレストランの食事をしたのは6週間ぶりです。お皿に移そうとしたら、「おなかが空いてもう待てない」とのことで、容器にはいったままです。最近のテイクアウト容器は環境を重視してしっかりリサイクルできるものになっています。ワインはハリファックスのワイン専門店で買った、ちょっと高級な赤ワインを開けました。
デザートは彼のお母さんが焼いたレモン・メレンゲ・パイです。
昨日スーパーに行きましたが、小麦粉、ベーキングパウダー、イーストなどをはじめとして、コーンスターチなどの粉類や製菓・製パン材料はほとんど売り切れていました。野菜、肉、乳製品、たまごなどは全く問題なく手に入ります。除菌シート、ジェル、スプレーも売り切れてましたが、トイレットペーパーなどの生活必需品はたくさんあり、料金も普通です。シャーロットタウン周辺で2件の酒屋さんが再オープンしたので、近所のお店の行列もかなり短くなりました。
スーパーなどでは、店内では大人1人で買い物するよう案内しています。カナダでは小学生ぐらいまでの子どもを1人で留守番させることも違法なので子供連れの人は見かけますが、大人2人で買い物している姿はほとんどなく、駐車場の車内で待機している人は結構見かけます。大きなお店にはセキュリティのスタッフが配置されており、入店時やレジ前では2メートルの間隔を開けてスタッフの指示にきちんと従っているし、スタッフに無理難題を言っている人は見たことがありません。日本のニュースを読んでいるとスーパーが混雑していたり、マスクなどの在庫に関して理解してくれない人が少なからずいるようで大変だなと思っていました。シャーロットタウンではどこで知り合いに会うか分からず、人の目がものすごく気になることも確かだと思います。でも、今朝のラジオでは「ほとんどの人はルールを遵守しているけれど、ごくわずかだけどコロナウイルスのことを全く理解せずマイペースで買い物している人もいて困る」と地元スーパーのスタッフがインタビューに答えていました。