4月22日のプリンスエドワード島での新しい感染者は無く、26名の感染者のうち24名が回復しています。カナダ全体の感染者のうち78%が州内もしくは生活区域で感染しているそうですが、島で確認された感染者は全て州外から島に戻ってきた人で、島内での感染は確認されていません。10万人ごとの感染者数はプリンスエドワード島州19人/10万人、ノバスコシア州76人/10万人、そしてケベック州は275人/10万人だそうです。(
CBCより)
州外から島に入ってくる人のチェックは引き続き厳しくなっています。3月21日に空港やコンフェデレーションブリッジにチェックポイントを設けてから、エッセンシャルワーカーを除いて1,758名が島に入って2週間の自主隔離を義務付けられたそうです。現時点では1,585人が自主隔離中で、隔離中は確認のために政府機関から電話がかかってきます。この電話に出ない場合、自宅まで確認に来るそうです。
あらためて不要不急の用件でプリンスエドワード島に来ないように呼びかけています。現在島に入れるのは下記のリストに当てはまる人のみで、対象外の人は島に入ることができない場合があります。(同じく
CBCより)
Permanent residents coming back home. University students returning from study outside the province.People travelling for medical appointments.Locums who backfill doctors here.Others travelling for essential work, such as truckers.
ノバスコシア州で週末に起こった事件ですが、犠牲者の数は22名となりました。悲しみが深まるにつれ、警察から住民への警告が遅れたことに関して強い批判が出ています。現在はコロナウイルスの影響でお葬式を含めて人が集まることに厳しい制限があり、今回の事件に関してもルールは緩和されないとのことです。警察官が殉職された場合に行なわれるセレモニーもありません。代わりに4月24日(金曜日)に連邦警察の制服の色でもある赤い服を着て、ノバスコシア州時間の午後2時に家の前で2分間の哀悼をするよう呼びかけています。
新型コロナウイルスに関する最新情報は各政府、官公庁、団体等の公式HPでご確認くださいね。