アトランティック・バブル

7月3日からアトランティック・バブルが始まりました。

アトランティック・カナダ4州の住民に限り、州内を自由に移動できるようになりました。コロナウイルスの症状が無いことや4州の住人であることが条件ですが、ついにこの日がやってきました！　日付が7月3日に変わってから90分の間に、300～400台の車がコンフェデレーションブリッジを渡ったそうです。コンフェデレーション・ブリッジはプリンスエドワード島州とニューブランズウィック州を結んでいて、陸路でアクセスできるのはこの橋だけです。プリンスエドワード島州とノバスコシア州を結んでいるフェリーも3日から増便されましたが、ノバスコシア州の場所によってはコンフェデレーション・ブリッジの方が近いですし、橋はフェリーと違って24時間いつでも渡ることができるので、解禁直後は橋に殺到しました。今は観光というよりは3月下旬からずっと会えなかった家族や友人に会うために移動した人が多かったようですが、今後は観光のために入ってくる人も増えそうです。

7月1日のCanada Dayの日に撮った橋です。この日は雲でかすんでいましたが、快晴の日は橋の向こう岸まで見ることができます。いろいろな場所で撮ってみました。

橋のすぐ近くにある灯台はリノベーション中で、テイクアウトのお店がオープンしそうな感じです。橋を見ながらコーヒーを飲んだり、軽食が食べられたらいいですね。

アトランティック・バブルへの拡大に合わせて、島の多くの博物館、郊外のレストラン、ギフトショップ、ホテルがオープンしてきました。肝心のグリーンゲイブルズはクローズしたままですが、敷地は開放しており「お化けの森｣に続いて「恋人の小径」は散策できるようになりました。少しずつですが、プリンスエドワード島は前に向かって着実に進んでいます。