プリンスエドワード島州で7月に新型ウイルスコロナ感染が確認された人数が8人になりました。2ヶ月近く感染者0を更新していましたし、人口15万人の州にとって8人という数字は大きいです。特に13日の発表でショックだったのは、シャーロットタウンの総合病院の医療従事者である40代男性のウイルス感染が確認されたことです。7月2日にトロント空港からシャーロットタウン空港へ移動、すぐに検査を受けた結果が陰性で、7月4日から11日にかけて7回のシフトで緊急外来で勤務したそうです。その間に100名近くの緊急外来を訪れた人と125名近くの病院スタッフと接触しており、今はその人たちの検査結果を待っているところです。直接ではなくても間接的な接触も考慮しなければならないですし、影響が広がっています。エッセンシャル・ワーカーは検査が陰性であれば州外から戻ってきた後に14日間の自主隔離をしなくてもよいとのことで、ルールに反したわけではないのですが、残念な結果になってしまいました。7月3日からアトランティック・バブルが始まったこともありますが、7月になってからマスクをする人の姿を見かけるようになり、州政府もソーシャル・ディスタンスをとることが難しい屋内での
マスク着用を勧めるようになりました。
この数日あまりにも暑くてあまり外出もしませんでしたが、近所のトレイルにはジャコウアオイが咲いています。今日と明日の最高気温は16度とのことで急に涼しくなりましたが、週末にかけてまた蒸し暑くなりそうです。つかの間の涼しさを楽しもうと思います。
手元のプリンスエドワード島のワイルド・フラワーの本によると、ジャコウアオイは古い昔から園芸用として人気があり、現在野生で咲いている場所の近くには、かつて人が住んでいた跡(古い建物とかりんごの木など)が見受けられるそうです。