カナダへ戻る準備 3

飛び飛びになっていますが、カナダに戻る前に日本でしなければならなかったことをまとめてみました。あくまでも2021年6月上旬でのお話です。

コロナ以前では全く必要がない手続きばかりで、とにかくすべてが初めての体験です。しっかりと情報を集めて間違いがないように気を付けました。5月上旬に日本からプリンスエドワード島に戻った友人から詳細な情報をもらったので、ものすごく助かりました。

①カナダに入国する72時間以内に受けたPCRテストの陰性結果証明書の入手。

→いろいろ考慮した結果、一番高い方法ではありましたが出国直前に成田空港で受けることにしました。HPでは「最短2時間」とありましたがが念の為4時間の余裕をもって予約しました。ところが当日受付した際にテスト結果が出るまでに4～5時間！かかると言われ、実際4時間かかりました。当日はかなり早く空港に到着してしまったので、予約時間からさらに1時間早くテストを受けることができたのは幸いでした。フライトに間に合うかどうかも不安でしたが、万が一陽性だったときのことは深く考えていなかったので、陰性結果をもらってほっとしました。

②カナダに入国する空港（今回はバンクーバー）でのPCRテストの予約。

→事前に予約しておいた方が空港での手続きがスムーズとのことで、オンラインで予約しておきました。

③カナダに入国した空港近くのカナダ政府が承認したホテルでの3泊の予約確認書。

→ワクチンの接種に関わらず、エッセンシャルワーカーや特別な事情がある人以外のほとんどの入国者に義務付けられていました。カナダ入国後に空港で受けたPCRテストの結果がわかるまで最長3泊、空港近くの政府が承認したホテルに滞在しなければなりませんでした。しかもいかなる理由でのキャンセルでも返金不可とのことで、慎重に予約しました。ホテルによって料金がかなり変わりますが、リストの中から自分の予算に合わせて選ぶことができます。ホテルの部屋3泊分に加えて、空港からホテルまでの送迎、ホテル滞在時の食事（1日3食）、クリーニング代、セキュリティ代などすべてが含まれた料金になっていて、自己負担です。空港で受けたPCRテストの陰性結果がでたらチェックアウトして、最終的な目的地へ移動することができます。もちろん1泊だけでチェックアウトしても、返金は一切ありません。

④ArriveCanというカナダ政府のアプリ（もしくはHP）で、カナダ入国後の隔離する場所などの情報を事前登録。

→日本出国前のPCRテストの陰性結果がないと登録できないので、離陸の2時間ほど前にぎりぎりで登録しました。スマートフォンに事前にアプリをダウンロードしておきましたが、オンラインでも可能です。登録後に表示される登録番号のスクリーンショットを撮っておいて、カナダの入国時に提示しました。

⑤プリンスエドワードアイランド州への事前登録。

→プリンスエドワードアイランド州に入ってから隔離する場所などの情報を事前に登録し、州に入る許可をもらっておきました。シャーロットタウン空港では、さらに島の住人であることを証明する必要（州発行の免許証と保険証を提示）がありました。

余談ですが、横浜駅から成田空港までは成田エクスプレスを利用するつもりでしたが、朝の早い時間帯と夕方しか運行されていないことを知り愕然としました。当然と思っていたものが無くなっていて、コロナの影響の大きさを実感します。結局YCATからバスで行くことにしましたが、大型バスに私一人しかいなくて当日あらためてびっくりしました。

さて、彼がオークションで入手した箱に入っていた他のお土産品（の一部）です。プリンスエドワード島には灯台やロブスターグッズもたくさんあります。これはスレートプレート？のような重量感のあるある硬くて黒い板の上に灯台が描いてあります。手放すのは惜しいかなと思って、とりあえずゲストルームに飾ることにしました。ただ、プリンスエドワード島には円錐形の灯台はPoint Prim灯台の一つしかなく、この灯台はPoint Primの灯台とは灯台自体も周りの様子も全く違います。アイランダーではない人が描いたのだろうと思ったら、Made in Montrealでした…　お土産あるあるですね。

以上は2021年6月上旬の私の個人的な体験談です。状況は日々変わりますし、州によって規制もかなり違います。現在および未来の状況はカナダ政府や各州政府のHP等でご確認ください