いつもの夏ならコンフェデレーション・センターの壁には『赤毛のアン』のミュージカルの大きなポスターがかかっていますが、残念ながら昨年に続いて今年も『赤毛のアン』は上演されません。それでも昨年と違うのは、今年のコンフェデレーション・センターでは実際に観客を入れて上演されることです。先日『Dear Rita』というショーを観るために、2年ぶりにコンフェデレーション・センターのメイン・シアターに入りました。他の人(グループ)とは2メートル離れたシーティングになっています。
ところで、現在プリンスエドワード島では基本的に屋内でのマスクは義務付けられていますが、屋外ではマスクをつけなくても大丈夫です。日本では自宅を出るときから自宅に戻るまでずっとマスクをしていたので、なんだか裸でいるような何か付け忘れているような変な気分です。そして、ちょうどコンフェデレーション・センターに行った日に対新型コロナウイルスの規制が緩和されて、劇場内などの屋内では席に着いてからはマスクを取ることができるようになりました。席から動く際はマスクを着用する必要があります。今後さらに緩和されていくのでしょう。
さて、プリンスエドワード島の人口は約16万人です。6月30日の時点で少なくても1回目のワクチン接種を受けた人は116,566人、そのうち2回目の接種も受けた人は33,804人です。現在プリンスエドワード島州では12歳以上でワクチンを接種することができますが、12歳以上で少なくても1回目のワクチン接種した人の割合は82.9%と、非常に高いです。(
州政府のHPより)
ワクチン接種の証明書もオンラインで簡単に入手できます。政府の方針や人口の違いも大きい要素だとは思いますが、日本では両親のワクチン予約に大変な思いをしたので、ワクチン接種を希望している人が受けやすい環境にあることはただすごいと思います。