カナダの国境が1年4か月ぶりに再開します。まずは8月9日にアメリカ合衆国の国民及び居住者、そして9月7日には他の国からの入国を受け入れることが発表されました。ワクチンを2回接種していることが条件で、入国後の自己隔離は免除されます。
プリンスエドワードアイランド州もカナダ政府に合わせて8月9日からアメリカ居住者に再開しますが、他の国からの渡航者の受け入れに関しては9月12日を予定していたので国の方針に合わせて調整していくものと思われます。細かい条件はこれから発表されると思います。
ノバスコシア州のハリファックス空港もしばらく国内線のみ発着していましたが、8月からはアメリカ路線の発着も始まります。
さて話は遡りますが、プリンスエドワードアイランド州は7月18日にアトランティック・カナダ以外のカナダ国内の居住者の受け入れを開始しました。ちょうどその日にノバスコシア州からニューブランズウィック州を経由してプリンスエドワード島に入りました。
コンフェデレーションブリッジを渡り始めたところに、「13キロメートル先に新型コロナウイルスのチェックポイントがあります」と表示されています。(橋の長さが13キロです)

橋の向こう側にはプリンスエドワード島が見えてきます。灯台の左側に見えるテントがチェックポイントで、全員ここを通過します。ドライブスルーなので、車から降りる必要はありません。ここで
PEI Pass(州政府からのメールをプリントアウトしたもの)と身分証明書を提示します。PEI Passを持っていない人はここでPCRテストを受けます。

報道によると、カナダでは人口の半分以上が2回のワクチン接種を完了し、アメリカの完全ワクチン接種率を追い越しました。またカナダでは70%以上の人が1回以上の接種を受け、保健当局が集団免疫に必要としている75%に近付いているそうです。