コンフェデレーションブリッジはプリンスエドワード島と本土のニューブランズウィック州を結んでいる12.9キロメートルの橋です。凍結する水面に架かる橋としては世界最長です。プリンスエドワード島側のみに料金所があり、一般車両の基本使用料は$48.50です。本土側には料金所が無いので、往復料金と思っていただいていいかもしれません。
この橋は1997年の5月31日に開通しました。それまではフェリーが運航していましたが、冬は凍った水面を割りながらゆっくりと進みます。パスポートの更新で真冬にハリファックスに行かなければならず、1回だけ冬に渡ったことがあります。今では年に1、2回ほどシャーロットタウンで一日領事館がオープンするので、緊急でなければ州外に行く必要はなくなりました。今からずっとずっと昔は凍結した海峡の上をIce Boatという小舟を引っ張りながら渡ったそうです。板の壁に見える人たちのように数名で両側をひっぱって進みます。
さて、プリンスエドワード島側の料金所の手前にはゲートウェイ・ビレッジという場所があり、ガソリンスタンド、観光案内所、ギフトショップ、レストランなどが並んでいます。
観光客が激減する冬の間はひっそりとしているのでレストランはあまり定着しないようですが、2、3年前にオープンしたお店は繁盛しているようです。クラフトビールがメインのお店なので、ビールに合うようなメニューが多いです。ビールがメインといっても、建物も新しくてきれいで居心地のよいお店です。
私たちは9月にノバスコシア州から戻ってきた時にウィングとフィッシュケーキのランチを食べました。週末だったからか、バンドの演奏もあって、にぎわっていました。