アンティーク・ショップのゴグとマゴグ

別のアンティーク・ショップでは対になっている陶製の犬を見つけました。ひびが入っていてあまり状態が良くないとのことで、かなり安くなっていました。こちらも我が家の一員になりました。

暖炉の前に置きました。

『アンの愛情』でアンたちが下宿していたパティの家にあったのは緑色の斑点をした陶製の犬で、ゴグとマゴグと呼ばれていました。一目で気に入ってしまったアンの目には「双子の守護神のように見えた」と書いてあり、確かにそう見えます！

緑の斑点のあるゴグとマゴグは、モンゴメリの父方の祖父母の家にあったものがモデルです。モンゴメリさんも自分の家に置きたいと願っていて、結婚後にゴールドの斑点がある陶製の犬を買いました。今回私がアンティーク・ショップで買ったものに似ています。「Montgomery, Gog, Magog」で検索すると画像が見られると思います。

下の写真は昔プリンスエドワード島のギフトショップで売られていたゴグとマゴグです。手のひらサイズで可愛いのです。もう製造していないのが残念です。

「パティの家」の持ち主によると、右がゴグで、左がマゴグです。

私たちが買った犬にはひびが入って、斑点の色も落ち、目も無くなっているのですが、それがまたいい味を醸し出しています。

パティの家にあった緑の斑点のあるゴグとマゴグですが、アンとギルバートが結婚した時に、ギフトとして贈られました。「夢の家」と「炉辺荘」の暖炉に飾られて、家族を見守るのです。