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プリンスエドワード島の四季

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赤いポピー

11月11日に州議事堂の兵士の像の前で3年ぶりのRemembrance Dayのセレモニーが行われました。このセレモニーでは赤いポピー(造花)で作ったリースが供えられます。

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赤いポピーがRemembrance Dayのシンボルになったのは、John McCrae氏が1915年に作った『In Flanders Field』という詩が由来となっています。彼はカナダの詩人かつ医師で、第一次世界大戦時にはヨーロッパのフランダース地方で軍医として従軍していました。激戦が止み、彼の親友が亡くなった後、まるで血で染められたかのように赤いポピーが周りに咲き乱れていたそうです。この時に書いたのが『In Flanders Field』で、イギリスのパンチ誌で発表された後に大反響となりました。WikipediaのJohn McCrae氏のページは日本語版がありませんが、この詩が掲載されています。

10月の最終金曜日から11月11日まで、多くのカナダ人が赤いポピーのバッジを胸元に付けています。このバッジはスーパーとか小売店などいろいろな場所で配布しており、寄付金額はそれぞれに任されています。集まったお金は、主に退役軍人や戦争遺族への支援として使われます。

プリンスエドワード島国立公園のセント・ローレンス湾を臨む場所には、海外で亡くなった兵士たちへの慰霊碑が立っています。ここにもポピーのリースが供えられていました。

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『赤毛のアン』の続編をお読みの方でしたら、アンの息子ウォルターが作った『The Piper(笛吹)』という詩が思い浮かぶと思います。ウォルターの詩は2009年に発行された『The Blythes are Quoted(アンの想い出の日々)』に掲載されています。

by abegweit | 2022-11-16 22:02 | Canada | Comments(0)