12月から発行されるプリンスエドワード島州のナンバープレートのデザインが新しくなります。新しいデザインは
こちらです。基本的に州のエンブレムが中央に据えられ、数字とアルファベットを組み合わせた6文字となります。
下の写真は、先日盗難されてしまった後に再発行してもらったナンバープレートです。左の建物は州議事堂で、1864年にカナダ建国会議が行われたカナダの歴史上とても重要な場所です。下には「(カナダ)連邦誕生の地」と書いてあり、右下にちらっと見えるのは州旗です。
これは「Conservation」というプレートで10ドル追加すると右の絵を追加することができます。レディ・スリッパー、キツネ、青カケス、マスもしくはカナダ・ギースの5種類から選ぶことができ、収益金は自然保護に使われます。我が家のプレートは私の強いリクエストによりレディ・スリッパーです。
Conversationの他の絵をご覧になりたい方は
こちらでどうぞ。そして、過去のプリンスエドワード島州のナンバープレートの一覧は
Wikipediaで見ることができます。
今回新しく加わったのは島の名産のじゃがいも、ロブスター、牡蠣、ムール貝そしてビーフの絵が描いてあるプレートで、こちらの収益金(Conservationと同じく追加10ドル)はフードバンクの支援に使われるそうです。
さらに今回から、電気自動車専用のプレートも発行されるそうです。
すぐに新しいデザインのプレートに変更したい人は5ドルで変更可能で、現在使っているプレートに特に損傷や問題が無ければ使い続けることができます。車の登録は1年ごとに更新しなければならず、その際に新しいデザインのプレートに変更することもできますし、更新時に発行されるスティッカー(上の写真の右上にあるもの)を貼り替えるだけでも大丈夫です。ただし一定期間を過ぎると新しいデザインに変更しなければならない場合もあります。以前は文字がはっきりと分かるプレートに関してはどのデザインのものでも使用できたので古いプレートを探すのも楽しみでした。ところが数年前に現在のナンバープレート(このブログの一番上の写真)に統一された経緯があるので、しばらくこのデザインのままで変更しないだろうと思っていました。正直今回の新デザイン発表には驚きました。しかもデザインがちょっと微妙で、島の人の反応も様々です。