サマーサイドのクリスマス 3

「The Magic of Christmas」の続きです。

最初のお部屋の中央には大きな「Prince Albert Tree」が飾ってありました。ビクトリア女王の夫であったPrince Albertがドイツからイギリスへクリスマスツリーの習慣を持ち込んだと言われています。この頃にはクリスマスツリーのオーナメントも多種多様になりました。

ここに飾ってあったオーナメントも素敵でした。たぶん麦わらで作ったものだと思います。

次の部屋（ダイニング・ルーム）に入ると、Mi'kmaq Treeがありました。プリンスエドワード島の先住民族であるMi'kmaqには独自の信仰がありましたが、ヨーロッパやアメリカ大陸からの移民と接しているうちにキリスト教を信仰する人も増えました。いつからクリスマス・ツリーを飾るようになったかの記録は残っていませんが、自然や動物、生活道具をモチーフにしたオーナメントが多いようです。

下の赤いオーナメントは、アトランティック・カナダのMi'kmaqの8つのNation（ここでいうNationをどう訳していいか分からないので、このままにしておきます）を表しているそうです。


先日クリスマス・クラフト・フェアで買ったのと同じ鹿のオーナメントがありました。　トネリコ材で作ったブーツも可愛いです。