どんぐりとレッドオーク

プリンスエドワード島の州の木は「Red Oak（レッドオーク）」です。

フランス人のジャック・カルチエが、1534年にヨーロッパ人として初めてプリンスエドワード島に到着したときは、島のいたるところに生えていたそうです。船や家屋などの木材として重宝され、現在ではかなり少なくなってしまいました。

州立公園の堂々としたレッドオークです。

自宅の庭でどんぐりからレッドオークを育てたいという野望？を抱いている彼は、今までいろいろな方法で試してきましたが、残念ながら成功に至りませんでした。

どこで仕入れた情報か分かりませんが、去年の秋に州立公園で拾ったどんぐりと土がついたままの苔をジップロックに入れて冷蔵庫で冬眠させ、先日鉢に植えていました。

そして昨日の朝、キッチンから変な叫び声が聞こえてきました。「虫？」と思ってキッチンに行ってみたら、芽が出てきたと喜んでいた彼の喜びの声でした。

彼が歓喜するのも納得するほど、かわいい芽です。

今朝は葉が開いていて、茎も長くなったような気がします。

前回も15センチぐらいまでは成長したのですが、外に植え替える前にだめになってしまいました。今回は外ですくすく育つように見守っていきたいです。