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プリンスエドワード島の四季

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サン・ジョルディの日

4月23日は「サン・ジョルディの日 世界本の日」でした。この日はサン・ジョルディが殉教したと言われる日であり、セルヴァンテスとシェイクスピアの命日でもあるそうです。一日違いですが、モンゴメリは1942年の4月24日に亡くなりました。

このブログでもごく稀に本を紹介していますが、人に本を贈ったりお勧めするのはとても難しいです。読み始めたばかりでまだお勧めというわけではないのですが、この冬に日本で買ってきた本をご紹介します。プリンスエドワード島のお隣のノバスコシア州のケープ・ブリトン島が舞台になった小説です。

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「18世紀末、スコットランドからカナダ東端の島に、家族と共に渡った赤毛の男がいた。勇猛果敢で誇り高いハイランダー(スコットランド高地人)の一族の男である。「赤毛のキャラムの子供たち」と呼ばれる彼の子孫は、幾世代を経ようと、流れるその血を忘れない―人が根をもって生きてゆくことの強さ、またそれゆえの哀しみを、大きな時の流れといとしい記憶を交錯させ描いた、感動のサーガ。名人だが寡作な短編作家が、13年をかけ書きあげた唯一の長編、絶賛を浴びたベストセラー。」と帯に書いてあります。

コロナが一段落した2年前の秋に久しぶりにケープ・ブリトン島に訪れ、その絶景にあらためて感動しました。プリンスエドワード島ののどかな感じとは違って、雄々しい景色が魅力的な島です。プリンスエドワード島以上に交通の便が悪いところではあるのですが、その不便さを補ってあまりあるほど、紅葉の時期はすばらしい光景が広がります。

by abegweit | 2024-04-24 19:28 | My Favorite | Comments(0)