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プリンスエドワード島の四季

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春の兆しとスカンク

ようやく日中の気温が15℃まで上がり、夕食後に近所の散歩を楽しむことができるようになりました。家に戻ると彼は愛車を洗い始めました。今は日没時間が8時半を過ぎているので、夕食の後も時間を有効に使うことができます。なんといっても外に出るのに防寒しないですむのが楽です。厚いコートを着て、マフラーと手袋を付けて、冬靴をはくのも結構めんどうなので、さっとスニーカーを履いて外に出られるのが幸せです。

さて、家の庭でも春のお花が咲き始めました。

ワイルドストロベリーです。夏の終わりには赤い小さい実を付けますが、すぐに鳥や小動物に食べられてしまいます。
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そして『アンの青春』でアンに例えられた、芯に紫のすじが入っている白スミレです。

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お花は大好きですがガーデニングにはまったく関心のない私たちの庭では、以前住んでいた人が植えていたであろうチューリップやハイドレンジアが咲いてくれます。

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プリンスエドワード島の春の花の代表格であるたんぽぽも咲き始めました。タンポポは雑草なので、芝刈り機で情け容赦なく刈られていきます。

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春になると見かけるのはお花ばかりではありません。スカンクまで姿を見せてくれました。日中に姿を見かけることはほぼないのですが、冬眠から目が覚めたばかりでお腹をすかせていたのかもしれません。近所のお庭を掘っては餌をさがしていました。スカンクが出没する家の庭はあちこちに穴が開いていて、芝も枯れてしまいます。匂いもすごいので、近所に住みつかれると本当にやっかいな動物なのです。

とはいえ、スカンクはもともとプリンスエドワード島に生息していたわけではありません。100年ほど前にキツネの毛皮産業が島に高利益をもたらしていた時代、代替品として島へもちこまれてきました。それでも毛皮商品としての価値は低く、一匹分のキツネの毛皮が300ドルから400ドルで取引されていたところ、スカンクの毛皮は10ドル前後にしかならなかったそうです。因みに当時の平均年収が300ドルで、毛皮産業は島に一大ブームをもたらしました。今でもサマーサイドの町にはFox House(キツネ御殿)が残っていて、当時の繁栄ぶりがうかがえます。

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by abegweit | 2024-05-14 22:17 | Spring | Comments(0)