晩御飯を作る体力が無く、外食するレストランを決める気力さえ無かった日がありました。「レストランだけでも決めて」と言われてグーグルマップでシャーロットタウンの地図を見て、「そういえばここがあった!」と行ったのがレバノン・レストランです。和食とは全く違うのに、食べるとほっとする料理です。
そして私がオーダーしたのはチキン・ウィング(手羽)です。「ウィングならどのレストランにもあるのに??」と言われましたが、ここのウィングは余計な衣が付いていなくてとてもおいしいです。同様にレバノン料理ではないのですが、このお店のフィッシュ・アンド・チップスもすごく好きです。
彼はレバノン料理の代表格、ビーフ・シャワルマを食べてご機嫌でした。牛のひき肉、スパイス、ナッツが入っているレバノン・ライスもとてもおいしいです。ライスの代わりにサラダかフライドポテトが選べます。サラダはいつも新鮮で量もたっぷりあるので、レバノン・ライスかサラダで迷ってしまいます。
私のウィングにはサイドが付いていなかったのですが、量的にちょうどよかったです。サイドも追加で注文できますが、このお店の
サイドのメニューには、サラダ、フライドポテト、スープ、オニオンリングなどに交じって「チーズ・バーガー」があるのです。今まで誰かがサイドにバーガーを注文したことがあったのかと興味深いです。
ところで「プリンスエドワード島でレバノン料理?」と思われるかもしれませんが、1880年代からたくさんのレバノン人が島へ移民して住んでいるので、島ではお馴染みの料理です。プリンスエドワード島の27代目の州首相はレバノン系のJoe Ghiz氏で、彼はカナダで初めての非ヨーロッパ系の州首相となりました。彼の息子さんのRobert Ghiz氏も31代目のしゅう首相を務めました。