キャベンディッシュ・ホーム

モンゴメリが2歳から36歳まで住んでいた祖父母の家跡がキャベンディッシュにあります。

小さいときに母親を亡くしたモンゴメリはキャベンディッシュの祖父母の家に引き取られて、結婚するまでの多くの日々をこの家で過ごしました。残念ながら建物自体はずっと昔に取り壊されてしまいましたが、跡地が保存されています。

敷地の入り口には小さな本屋さんがあり、ここで入場料を払います。
アンシリーズをはじめとしてモンゴメリさんの作品やモンゴメリさんに関する本がそろっています。モンゴメリの祖父母の家はキャベンディッシュの郵便業務をしており、当時使われていた机が残っています。モンゴメリさんが住んでいた建物は取り壊されましたが、Summer Kitchenと呼ばれるキッチンの部分は島の歴史家が引き取って保存しており、その方が亡くなられた後にこの跡地に移ってきました。この建物の中でモンゴメリさんは『赤毛のアン』の原稿を書いていたそうです。

樹齢100歳以上の古いりんごの木も残っています。
モンゴメリさんの部屋から眺めたであろう景色です。

あちこちに説明のパネルが立っていますが、余計なものが無く、とても静かで、想像力をかきたてられる場所です。