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プリンスエドワード島の四季

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『アンの愛情』

日本ほどではないかもしれませんが、蒸し暑い日が続いています。日が暮れると気温が落ち着くのがありがたいです。日曜日は島の東の方へドライブして、久しぶりにきれいな夕日を見ることができました。
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さて、本題です。
毎回日本から何冊かの文庫本を持ち帰ってきますが、今回持ってきた本をやっと読み始めることができました。『三千円の使いかた』と『本屋さんのダイアナ』です。作家さんや装丁に魅かれて買ってきたのですが、どちらの本にも『アンの愛情』が出てくる共通点がありました。『三千円の使いかた』の方は主人公が読んだ本として小道具に出てきますが、『本屋さんのダイアナ』の方は『アンの愛情』の本が非常に大切な役割を果たしています。私も「ダイアナ」という文字を見たときは『赤毛のアン』のダイアナを思い浮かべましたが、ここまで深く関わっているとは思いませんでした。あとはネタバレになってしまうので書きませんが、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。「琴線に触れるとはこういうことなのね」と思いました。かつ読後感が爽やかな一冊でした。110.png
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ただ、私が今持っている『アンの愛情』が古すぎるのか新しすぎるのか(因みに新潮文庫、昭和61年刷です)わかりませんが、この小説に出てくる(かなり重要な)箇所が見当たらなかったので、今度日本に帰ったら別の版の『アンの愛情』を探してみたいと思います。

by abegweit | 2024-07-17 21:43 | Anne and Montgomery | Comments(0)