過ごしやすい気温になったと思ったら、また暑さがぶり返してきました。昨日も日中の体感気温が37℃まで上がり、うだるような暑さでした。涼しい店内で買い物をしていたら急に停電となり、全員外に出るように言われました。後で知りましたが、ヘリウム風船が電線に接触して町の2000件近くの家屋やお店が停電になったそうです。日本にいるとあまり停電することが無いのでお店から出された経験も無いですが、どう対応するのでしょうね?
さて、8月に入り、お店では「Back to School」と称した文房具やカバンなどのセールが行われていたり、ハロウィーン・グッズが売られていて、「もう秋?!」と気があせってしまいます。秋になると増えるのが、ワスプ(蜂)です。ここ数年急に増えてきたような気がします。特にシャーロットタウンのレストランの外のパティオなどで飲んだり食事をしたりしていると、すぐにまとわりつかれてしまうので困ります。
こちらは先日に国立公園内で見かけた蜂の巣です。
この状況はプリンスエドワード島に限らずカナダの他の町でも同じようで、去年の9月に
CBC (カナダ放送協会)でも報道されていました。
要約すると、今の時期は巣の中にいる女王バチの為に忙しく働いていますが、秋になって女王バチが巣を去ってしまうと暇になってしまうらしいです。そこでおいしい匂いがただよう町に来ては、食べ物や人の周りにまとわりつきます。甘い匂いにひかれてやってくるので、香水をつけている人も要注意です。またワスプを殺してしまうと体から警告の匂いを発するので、他の鉢が攻撃モードになってしまいます。レストランでは甘い液体の罠をしかけたりと対策をねっていますが、一番いいのはワスプが近付いても動かずに待ちワスプが飽きてくれるのを待つか、ワスプの季節が終わるのを待つことだそうです。ひたすら待つしかないみたいです。