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プリンスエドワード島の四季

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氷の上を歩く

今回の写真は2019年の2月に撮ったものです。北海岸のCovehead灯台の前に広がるセント・ローレンス湾です。

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見渡す限りの海一面が凍っていましたが、よく見ると親子連れが凍った海の上を歩いていました。

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「十分に凍っているから大丈夫」という彼の言葉を信じて、海岸線から100メートル近くは歩いたと思います。他に親子が歩いていたし、この島に何十年も住んでいる人が言うのだから大丈夫だろうと自分に言い聞かせるも、腰が引いてしまっておそるおそる歩きました。

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確かに雪の下はしっかりと凍っているようではありました。
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南極探検みたいでした。灯台に戻った時はほっとしました。

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この日のことを思い出したのは、氷の上を歩く際の注意 が一昨日のローカル紙のWeb版に掲載されていたからです。

まず一晩で凍った氷は危険であり、マイナス20℃以下の状態が数日続いた後がいいそうです。そして氷の色ですが、透明に近い方がしっかり凍っています。白い氷はエアポケットなど空気が含まれていることが多く、氷の強さが半減します。そして灰色や黄色味を帯びた氷は何度か溶けたり凍ったりしており、非常に脆いそうです。
さらに見ただけでは全く分かりませんが、歩くのに必要な厚さは10センチ、ホッケーやスノーモービルには12センチ、車や小さめのトラックを運転するには30センチ必要とのことです。また雪で覆われている箇所は保温されるので、露出しているところより氷が薄い可能性があるそうです。

需要なのは絶対に一人で氷の上に行かないこと。万が一の場合は1-10-1ルールに従うようにと結んでいます。氷が割れて水中に落ちた場合、あまりにも冷たい水で呼吸困難に陥るので、最初の一分は落ち着いて呼吸を整えることが大切です。そして次の10分で水から出て、低体温症や意識不明に陥る前に(1時間)救出してもらうことが必要です。「1(分)ー10(分)ー1(時間)」ルールということですね。『若草物語』のエイミーはすぐに救出してもらったので大事には至りませんでしたが、想像するだけでも凍えそうです。

by abegweit | 2026-01-30 21:16 | Winter | Comments(0)