プリンスエドワード島の四季

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カテゴリ:Anne and Montgomery( 71 )

キャベンディッシュとモンゴメリ

モンゴメリが前半生のほとんどを過ごしたプリンスエドワード島のキャベンディッシュ村には、グリーンゲイブルズの家はもちろん、モンゴメリが眠る墓地、モンゴメリが通っていた教会、モンゴメリが祖父母と住んでいた家の跡地など、モンゴメリに関する場所がたくさんあります。

このキャベンディッシュにモンゴメリの功績を讃えるミニパークがオープンすることになりました。元々はHeritage Parkと呼ばれていたピクニックテーブルがあるだけの小さな公園でしたが、モンゴメリの等身大ブロンズ像や展示パネルなどが設置されるようです。ニュースによると今年の夏には公開できる予定とのことで、早く公開されるといいですね。お化けの森のトレイルを抜けてグリーンゲイブルズまで歩いて行けます。とても楽しみです。

同じニュースを伝えるこの新聞記事 のモンゴメリさんの写真は初めて見ました。とてもおしゃれで素敵な写真です。

下の写真はすぐ近くにあるThe Site of Lucy Maud Montgomery's Cavendish Home(モンゴメリが祖父母と住んでいた家の跡地)の写真です。
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by abegweit | 2019-01-24 22:45 | Anne and Montgomery | Comments(0)

昔のストーブ

寒い日が続いています。氷点下でも一桁台であればありがたいと感じる季節になってきました。

さて、ノバスコシア州のSherbrooke Village歴史村で展示されていたストーブです。
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『赤毛のアン』での印象的なシーンです。「マリラとレイチェル夫人が国民大会を大いに楽しんでいる間、グリン・ゲイブルズの居心地よい台所をアンとマシュウが二人だけで占領していた。旧式の料理ストーブには火がごうごうと燃えさかり、青味をおびたつららが窓ガラスに輝いていた。」

オーブンではパンやパイなどを焼き、
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アイロンも温めます。これを布などでくるんでベッドを温めたりしたこともあったようです。
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いろいろな形や重さのアイロンがありますが、一番小さいものでもかなり重量感があります。
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暑い夏にこのストーブを使って料理をするのが大変だとわかります。そこで、サマーキッチンと呼ばれる小屋を建てて、夏の間だけストーブを移動して炊事をした家もあったのでしょうね。『アンの青春』では「だれがまあ、この七月の暑い最中、かまどにおっかぶさっていたいものかね(マリラの台詞)」「アンは興奮と暑さで頬をまっかにしながら鶏にかけるブレッド・ソースを作ったり…」と書いてあります。ただ、アンシリーズではグリーン・ゲイブルズにサマーキッチンがあったような描写は見当たらなかったと思います。


by abegweit | 2019-01-15 21:47 | Anne and Montgomery | Comments(0)

イピカック

ノバスコシア州のSherbrooke Villageという歴史村に薬局があります。その中で見つけたのが"Ipecac"の瓶です。ダイアナの妹が喉頭炎にかかったときにアンが「吐根のびん(イピカック)」を持参して看病に行くエピソードがありました。村岡花子さんの新潮文庫版で「吐根」に「イピカック」というルビがふってありましたが、両方聞きなれない言葉だったので強く印象に残っていました。『こんにちはアン』の小説にも出てきます。
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他にも興味深いものがたくさんあります。瓶や箱のパッケージがどれも洒落ていて、見飽きませんでした。
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(香水の瓶など)

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(薬を丸めて錠剤にする道具です。実演してくれました。)

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(当時の液体がそのまま入っていていそうです)

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(歯磨き粉など)

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(どれも素敵なパッケージです)


by abegweit | 2019-01-11 21:29 | Anne and Montgomery | Comments(0)

『こんにちはアン』とシャーブルック・ビレッジ

日本人の友人たちと新年会をした際に、『こんにちはアン』の話題となりました。原題は"Before Green Gables" です。日本の文庫版の梨木香歩さんによる解説によりますと、「本書は『赤毛のアン』出版百周年の企画として、『赤毛のアン』シリーズの著者モンゴメリの子孫から委託を受けた地元ノヴァスコシア出身の小説家バッジ・ウィルソンが、グリン・ゲイブルズに来る前のアンの生活を書き綴ったものである。」です。アンがマリラに語ったように、アンがグリーン・ゲイブルズにやってくるまでの生活は決して楽でもたのしいものでもありませんでした。したがってこの本も読んでいて辛い部分が多いので流し読みをして済ませてしまったのですが、アンシリーズを熟読している友人たちの評価が高かったので、あらためて読み始めました。友人の感想やAmazonでの書評や梨木香歩さんによる解説などを参考にしつつ興味深く読んでいます。

日本ではアニメーションとしても放映されました。取材記に出てくるノバスコシア州のSherbrooke Village は、林業を中心とした当時の村の様子が伝わってくる、とてもおもしろい歴史村です。ハリファックスから3時間弱かかる森の中に突如としてこのような大きな村があったことにもびっくりします。プリンスエドワード島のシャーロットタウンからはフェリーを使って4時間ほどかかります。私たちはシャーロットタウンから日帰りで行きましたが、近くのInnに泊まってゆっくり過ごせばよかったと帰りのフェリーの中で後悔しました。
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by abegweit | 2019-01-09 23:58 | Anne and Montgomery | Comments(0)

クリスマス・プレゼント

今年のクリスマスにもらった本です。

『虹の谷のアン』と『銀の森のパット』の古い本。表紙の絵は、本の内容よりもモダンな雰囲気がします。
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そして『果樹園のセレナーデ』のカナダで出版された初版本です。シンプルな表紙です。
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3冊とも私のパートナーがオンタリオ州のキングストンに行ったときに買っておいたそうです。キングストンには大きな大学があるので、たくさんの古本屋さんがあったそうです。モンゴメリさんの本がたくさん眠っていそうですね。


by abegweit | 2018-12-27 23:49 | Anne and Montgomery | Comments(0)

朗報! The Site of Lucy Maud Montgomery's Cavendish Home

モンゴメリに関する嬉しいニュース です。

プリンスエドワード島のキャベンディッシュ村には "The Site of Lucy Maud Montgomery's Cavendish Home"、モンゴメリが住んでいた家の跡地があります。モンゴメリは、幼い時に母親を亡くしてから結婚するまでキャベンディッシュ村の母方の祖父母と住んでいました。その家は1920年代に取り壊されてしまい、現在では家の跡地と敷地が公開されています。実は、プリンスエドワード島の歴史家がキッチンの部分だけを譲り受け、昨年亡くなるまで大切に管理されていたそうです。その建物が長い年月を経て、元の場所に戻ったとのニュースでした。

なぜ「キッチンだけ?」と思われるかもしれません。当時は鉄製のストーブで調理をしていました。これは冬は暖房としても使われるくらいでしたので、夏の台所仕事は暑くて大変だったようです。(『アンの青春』にもそんな描写があります。)そこでサマーキッチンと呼ばれる小屋を建てて、夏の間はここで炊事をした家もあったようです。今回移転されたのは、このサマーキッチンの部分です。すべて取り壊されなくて本当によかったです。

下の写真の建物は今回移転されるサマーキッチンではなく、Cavendish Homeのギフトショップと小さい博物館です。モンゴメリが使っていた机や、たくさんのモンゴメリ関連の本が置いてあります。
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下の写真はモンゴメリが住んでいた家の跡地です。モンゴメリはこの家に住んでいたときに、『赤毛のアン』『アンの青春』『果樹園のセレナーデ』と『ストーリーガール』を執筆しました。モンゴメリが好きだった樹齢100年を超えるりんごの木もすぐ傍に立っています。
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by abegweit | 2018-12-20 21:42 | Anne and Montgomery | Comments(2)

『赤毛のアン』の本

日本でも安野光雅さんが挿絵を描いた『赤毛のアン』の本が出版されたばかりですが、カナダでも数多くの『赤毛のアン』の本が出版されています。以前に北米のAmazonで金髪の女性の写真が表紙に使われた『赤毛のアン』の本が発売され、さすがにすぐに販売中止になっていました。画像を見たい方は amazon, Anne of Green Gables, blonde を入力して検索すると出てきます。

この機会に日本のAmazonでアンシリーズを検索してみましたが、子供向けや漫画版もたくさん出てますね。私が小さい頃に好きだったいがらしゆみこさんや原ちえこさん版もあり、読んでみたいと思いました。

下は、先日仕事先の人にもらった『赤毛のアン』の英語の本です。挿絵が無いので表紙だけですが、かわいらしいアンです。
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by abegweit | 2018-12-14 20:00 | Anne and Montgomery | Comments(0)

安野光雅さんの本

昨日の夜遅くプリンスエドワード島に戻ってきました。日本を出る前に島の天気予報をチェックしたら「吹雪警報」が出ており、特に強風で雪が吹き上げられて視界が非常に悪くなるとのことでした。これは国内線が大遅延かキャンセルになるかもと心配しつつカナダに入ったところ、トロントからシャーロットタウンへの便は時間通り発着したのでほっとしました。

今年の9月から、エア・カナダで日本からカナダに入り、さらにエア・カナダでカナダ国内線に乗り継ぐ場合、預けた荷物が最終目的地までスルーで運ばれることになりました。(私の場合はシャーロットタウン空港です)今まではカナダ入国審査の際に必ずスーツケースを受け取ってから預けなおしていたのですが、このプロセスがない分ものすごく楽になりました。特に今回は本をたくさん持ってきたので、スーツケースが重量制限ぎりぎりの23キロだったのです。

岸田衿子さん訳に安野光雅さんがイラストを描いた『赤毛のアン』の本は、3~4ページごとにイラストが入っていて読み物としても絵を見るだけでも楽しい本です。しっかりした紙を使っているので、重厚で、美術品のようです。この本を見ていたら、同じシリーズの『小さな家のローラ』の本も欲しくなって買ってしまいました。こちらの方がイラストが多く、絵本のようです。
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そして、こちらは親切な友達が買っておいてくれたNHKのテキストブックです。残念ながら放送は見られませんでしたが、内容が充実したテキストブックのようで読むのが楽しみです。このテキストブックはとても軽いですが、こんな調子で私のスーツケースはぱんぱんになってしまいました。
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それにしても、プリンスエドワード島に戻ってきてびっくりしたのは、一面銀世界だったことです。11月の下旬でこんなに降雪するとは、今年の冬が思いやられます。ただ今週末はクリスマスイルミネーションの点灯式、クリスマスパレード、クリスマスのクラフトショーなどがあるので、クリスマスの雰囲気はばっちりだと思います。

by abegweit | 2018-11-23 22:05 | Anne and Montgomery | Comments(0)

グリーンゲイブルズのクリスマス 3

『赤毛のアン』のクリスマスのエピソードといえば、マシュウが密かに用意していた「ふくらんだ」袖のドレスです。ドレスの上には "To Anne, Love, Matthew" と書いたメッセージが置いてありました。
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こちらはマリラからアンへの贈り物のようです。
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それからマリラとマシュウから雇い人のジェリーへの贈り物。
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プリンスエドワード島か、カナダか、北米か、はたまた欧米の習慣なのかは分かりませんが、オレンジは伝統的なクリスマスギフトだそうです。私のパートナーは5人兄弟ですが、兄弟全員のクリスマスの靴下にも必ずオレンジが入っていたそうです。彼が小さい頃に使っていた名前入りの靴下を今でも持っていて、いっしょに過ごした初めてのクリスマスには、私の靴下も用意してくれました。もちろんオレンジが入ってました110.png

ご注意:2018年現在、グリーンゲイブルズは12月1日から翌春まで完全にクローズする為、残念ながらクリスマスの飾りつけはありません。この写真は2011年に撮影したものです。


by abegweit | 2018-11-22 04:41 | Anne and Montgomery | Comments(0)

グリーンゲイブルズのクリスマス 2

昔はポップコーンや乾燥したクランベリーなどがクリスマスの飾りに使われていたようです。もちろん島にはたくさんある松ぼっくりも。
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ご注意:2018年現在、グリーンゲイブルズは12月1日から翌春まで完全にクローズする為、残念ながらクリスマスの飾りつけはありません。この写真は2011年に撮影したものです。

by abegweit | 2018-11-21 09:02 | Anne and Montgomery | Comments(2)