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プリンスエドワード島の四季

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カテゴリ:Anne and Montgomery( 84 )

Cavendish Home

ちょうど1週間前に島を通過したハリケーン・ドリアンはグリーンゲイブルズのあるキャベンディッシュ周辺にも大きな被害をもたらしました。特にモンゴメリが祖父母と住んでいた家の跡地であるCavendish Home(Homestead)では敷地内の8割近くもの木にダメージがあったそうです。ここはモンゴメリが祖父母と暮らしながら、『赤毛のアン』『アンの青春』『果樹園のセレナーデ』そして『ストーリー・ガール』を執筆した場所でもあります。

今年の6月に撮影した写真です。とても静かで美しい場所です。
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敷地内にはアクセスできますが(入場料有り)、まだたくさんの木が倒れているそうです。全てを元の姿に近づけるには15.000カナダドルが必要とのことで、寄付金のサイトが開設されました。こちらには現在の写真がアップされ、Cavendish Homeを引き継がれているモンゴメリのいとこの子孫であるDavid Macneilさんからのメッセージを読むことができます。

by abegweit | 2019-09-15 21:53 | Anne and Montgomery | Comments(0)

グリーン・ゲイブルズのビジター・センター 3

ビジター・センターのご紹介の続きです。

中は小部屋に区切られていて、モンゴメリの生涯や作品についての展示があります。
車椅子用のスロープもあり、ゆったりとしています。
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『赤毛のアン』が出版された当時の書評などを音声で聞くことができます。音声は当時のものではなくこのビジター・センター用に録音したものですが、当時の高揚感が伝わってきます。
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『赤毛のアン』の各国語版です。日本語版は左端の上から4つ目、1952年に日本で初めて出版された時の表紙です。右端の一番下は点字の本です。
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左が日本での初版本の表紙(写真)です。他の言語版の表紙と比べるとアンがおとなっぽいです。右は、戦争が始まる前に帰国したカナダ教師から村岡花子さんが受け取った原書(写真)です。英語の書物が禁止されていた戦争中にこの本を訳され、1952年に出版されました。
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by abegweit | 2019-09-09 21:20 | Anne and Montgomery | Comments(0)

グリーン・ゲイブルズのビジター・センター 2

新しくオープンしたビジター・センターの写真です。
当然ですがオープンしたてでとてもきれいです。特にお手洗いの数が増えたのは、すばらしいと思います。特に大型クルーズが寄港する日はものすごく混むので、並ぶ時間が短縮されそうでよかったです。

正面ではあじさいがきれいに咲いていました。
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グリーン・ゲイブルズにあわせたのか、裏側は木調です。太陽光パネルが目立ちますね。
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ビジター・センターに入るとキルト調のパネルがお迎えしてくれます。アンの場所に立って写真が撮れます110.png
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SNSの時代を反映してか、あちこちに撮影用のスポットがあります。
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人気のレゴで作ったグリーン・ゲイブルズです。
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明日に続きます!

by abegweit | 2019-09-07 19:19 | Anne and Montgomery | Comments(0)

グリーン・ゲイブルズのビジター・センター

モンゴメリ・パークのセレモニーの翌日(8月29日)、グリーン・ゲイブルズのビジター・センターのオープンニング・セレモニーが行われました。ここ数年ずっと工事をしていましたが、やっとオープンとなりました。今回はオープニング・セレモニーの様子をご紹介します。

当日はいまにも雨が降り出しそうなどんよりとした空でしたが、たくさんの人が集まりました。

まずは国歌斉唱です。モンゴメリさんが作詞した「Island Hymn」も披露されました。女性のコーラスがとてもすばらしかったです。
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雨がぽつぽつと降り出した頃、モンゴメリのお孫さんのKate MacDonaldさんの朗読がありました。Kateさんとは今回お話しさせていただく機会が何回かありましたが、とてもフレンドリーで素敵な方でした。アン関係のイベントなどで何度も来日されており、他の家族の方からうらやましがられているとのことでした。
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モンゴメリ・パークに続いて高円宮妃殿下もご出席されました。
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当日はアンのピンバッジをつけていらっしゃいました。
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アンとダイアナにアンのピンバッジをお見せしているところだと思われます。
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ご滞在中、プリンスエドワード島に住んでいる日本人も副総督公邸でのレセプションに招待いただきました。その際はロブスターのピンバッジをつけていらっしゃいました。
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今回はオタワ大使ご夫妻とモントリオール領事ご夫妻もご同行されていましたが、高円宮妃殿下のご滞在は島のメディアでも頻繁に報道されていました。もともとプリンスエドワード島での日本へ対するイメージはいいですが、日加修好90周年の記念すべき年を迎え、ますますよい関係を築いていけることを願います。110.png

by abegweit | 2019-09-06 20:35 | Anne and Montgomery | Comments(0)

モンゴメリ・パーク 2

昨日に続いてモンゴメリ・パークのオープニング・セレモニーの時の写真です。

モンゴメリ像の近くに、高円宮妃殿下がさくらの木を植樹されました。
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モンゴメリの像はモンゴメリ・パークのオープニング・セレモニーで初めて公開されました。像にかけてあった布をひいたのはCavendish Home(モンゴメリが祖父母と住んでいた家の跡地)を守り続けてきたJennie MacNeilさんと、モンゴメリのお孫さんのKate MacDonaldさんでした。Jennieさんは引退され、息子さんであるDavidがCavendish Homeを継いでいます。MacNeil家の皆さんも集合されていました。素敵なご家族です。
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当日はおいしいものもたくさん用意されており、アンも一生懸命アイスクリームを作ってました。かわいい笑顔を見せてくれながらも腕が痛いと言ってました。
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ロブスターロールはあっという間に無くなってしまい、写真を撮るだけになってしまいました…
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シェフの人が教えてくれたのですが、イタドリで作ったピクルスもありました。イタドリは「Japanese Knotweed」という雑草で、Wikipediaによると世界の侵略的外来種ワースト100の1つでもあるそうです。最近プリンスエドワード島でも問題になっており、我が家の庭も気を抜くとイタドリの茂みができてしまいます。
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by abegweit | 2019-09-05 20:16 | Anne and Montgomery | Comments(0)

モンゴメリ・パーク

もう1週間も前になりますが、先週の8月28日、キャベンディッシュにモンゴメリ・パークがオープンしました。Cavendish Home(モンゴメリの祖父母が住んでいた家の跡地)のすぐ近くにあり、グリーン・ゲイブルズからもお化けの森を通りぬけて歩いて行くことができます。

日本のメディアでも報道されましたが、オープニング・セレモニーには高円宮妃殿下や村岡花子さんのお孫さん姉妹もご出席され、モンゴメリさんの像が公開されました。モンゴメリさんの隣に座って写真が撮れます。
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モンゴメリさんの後ろやベンチの下にも猫がいたりして、猫好きだったモンゴメリさんが喜びそうです。
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公園自体はとても小さくて、入場料もなく、誰でも入れます110.png
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高円宮妃殿下の英語とフランス語でのスピーチが素敵でした。日加修好90周年ということもあり、日本とカナダの関係を「Kindred Spirits(腹心の友)」とおっしゃっていました。
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by abegweit | 2019-09-04 21:04 | Anne and Montgomery | Comments(0)

村岡花子さんのお孫さん

『花子とアン』のドラマの原案である『アンのゆりかご -村岡花子の生涯ー』の著者村岡恵理さんが、グリーンゲイブルズの新しいビジターセンターでスピーチをされました。当日は『赤毛のアン』の各国語版の表紙の展示パネルの前に特別会場が設けられていました。
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村岡恵理さんは上品でとても素敵な方でした。
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お姉さまの美枝さん、モンゴメリのお孫さんのケイト・マクドナルドさん、そしてオタワの日本大使館から石兼大使ご夫妻もいらっしゃいました。
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もう少し先になるとのことですが、『アンのゆりかご -村岡花子の生涯ー』は英語に訳されて出版予定とのことです。とても楽しみです。

by abegweit | 2019-08-30 20:49 | Anne and Montgomery | Comments(2)

モンゴメリのスクラップ・ブック

『赤毛のアン』出版100周年である2008年に、モンゴメリのスクラップ・ブック「Imagining Anne」が出版されました。モンゴメリは生涯にわたって雑誌の切り抜き、猫に関するもの、押し花、自分の作品や書評などをスクラップ・ブックにしていましたが、この本では『赤毛のアン』の執筆に影響を与えたであろう1890年台から1910年ごろのスクラップがカラーで掲載されています。

今回表紙の装丁を一新して違う出版社から再発表され、出版記念のスピーチ及びサイン会がプリンスエドワード島大学(UPEI)で行われました。以前に大学学長を務め、Montgomery Institute(モンゴメリの研究機関)を発足させたElizabeth Rollins Epperly さんはもちろん、モンゴメリの孫であるKate Macdonald Butlerさんなどそうそうたるメンバーが集まっていました。

今回出版されたのはこちらです。
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青い表紙は2008年に出発されたもので、ハードカバーです。今回出版された赤い表紙は一回り小さいペーパーバックなので、その分料金も抑えられています。日本でも訳本が出ています。
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スクラップ・ブックを編集したエパリーさんは、モンゴメリ研究の第一人者です。
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当日はスクラップブックのコピーも展示されていました。
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今年の8月にはCavendishにモンゴメリ記念公園がオープン予定ですし、まだまだモンゴメリの人気は衰えません。衰えないどころか、ますます世界中の人を魅了しています110.png


by abegweit | 2019-07-26 21:11 | Anne and Montgomery | Comments(0)

アンとグリーンゲイブルズ

朝から青空です。でも日差しも非常に強いです。

夏のグリーン・ゲイブルズです。
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7月と8月はアンがいます。とても笑顔が素敵なアンでした。
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後姿もかわいかったです110.png
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アンがいるのは7月と8月の10時~12時、そして1時~3時までです。


by abegweit | 2019-07-10 20:24 | Anne and Montgomery | Comments(0)

Cavendish Homeのサマーキッチン

昨年のブログでご紹介しましたが、モンゴメリさんが祖父母と住んでいた家の跡地(The Site of Lucy Maud Montgomery's Cavendish Home)に、モンゴメリさんも使っていたサマーキッチンが戻ってきました。

写真左の小さいほうがサマーキッチン、右はブックストア(料金所+モンゴメリ関連の本屋さん)です。
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現在の所有者であるモンゴメリの親族の子孫によると、このサマーキッチンはモンゴメリの祖父母がCavendishに住んでいたときは夏用台所かつ郵便局として使われていたそうです。モンゴメリは郵便業務を手伝う傍ら、『赤毛のアン』を執筆しました。このサマーキッチンでも『赤毛のアン』の原稿の一部が書かれたそうです。1911年にモンゴメリの祖母が亡くなった後、モンゴメリは祖父母と住んでいた家を去って結婚しました。モンゴメリのおじがこの家を引き継ぎましたが、1919年には母屋の部分がかなりいたんでしまったので、サマーキッチン以外は取り壊したそうです。
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(モンゴメリが祖父母と住んでいた家があった場所)
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(モンゴメリが学校へ行くときに通った小径)
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(現在Cavendish Home から見える風景)

Cavenidsh Homeは10月半ばまで毎日オープンしています。現在サマーキッチンの中には入れませんが、将来的にはモンゴメリに関するものを展示する計画だそうです。今後も楽しみです。

by abegweit | 2019-07-04 20:56 | Anne and Montgomery | Comments(2)